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 昨年の奈良は平城京遷都千三百年祭に賑わいました。

 来年からは七百十二年の古事記、七百二十年の日本書紀の完成から千三百年となるのを記念した十年間にわたるプロジェクトが始まるとのことです。

 春日大社は春日山原始林を背景として奈良公園内にあり、正月は初詣の人で溢れる。

 「砂ずりの藤」は大社の南門を入ってすぐの境内にあり、樹齢七百年以上といわれている。

 帰りの参道、神杉の傍に角が生え始めたばかりの小鹿と出会う。 鹿の角は毎年生え変わり、生後一年目は枝分かれのない一対、二年目は二つに枝分かれ・・と次第に立派になるらしい。


 春日大社に初詣の二首です。

                宮 本 雅 史