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「 私のモーツァルト探訪 (第1回) − モーツァルトの乗った船 − 」
海事研究家
神戸モーツァルト研究会会員
大阪大学/神戸大学非常勤講師 野澤和男


 モーツァルト(1756-1791)は 1762年(6歳)のミュンヘン旅行を皮切りに、35年の短い生涯で17回の旅をした。 旅行総期間は通算して約10年で彼の人生の約1/3にあたる膨大なものである。 そのほとんどが外国旅行で
中でも今回紹介する “西方への大旅行(1763年6月−1766年11月)” は 3年3ヶ月に及ぶ壮大な家族旅行で
あった。
 ここでは 「モーツァルトの乗った船」 というテーマで 1750年から1800年頃のドーバー海峡を渡海した船とその周辺を概観する。

     「 私のモーツァルト探訪 (第1回) − モーツァルトの乗った船 − 」 (32ページ, pdf 1.8MB)

          目 次
 §1.緒言
 §2.モーツァルト一家の “西方への大旅行”
    (1) モーツァルト一家
    (2) 西方への大旅行 (家族旅行)
    (3) 1770年ごろのドーバー海峡渡海定期船 Packet ship の特徴
    (4) 1790年建造の Harwich Packet の要目・形状と特徴
    (5) ドーバー海峡およびテームズ河の航行船
    (6)ドーバー海峡を渡る Grand tour と陸路の旅
 §3.当時の大洋航行船舶と大型軍船 (補遺)



        「私のモーツァルト探訪 (第1回) - モーツァルトの乗った船 - 」 
        「私のモーツァルト探訪 (第2回) - モーツァルトの家系と家族と息子たち - 」 
        「私のモーツァルト探訪 (第3回) - 「旅するモーツァルト」 の 旅の意義 - 」 
        「私のモーツァルト探訪 (第4回) - モーツァルト作品のエクセル分析 - 」