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CFD協奏曲第222番 “船と渦と波と” (その1)、(その2)
作成者 : 野澤和男
 元川崎重工業、元大阪大学


    CFD協奏曲第222番 “船と渦と波と”(その1)、(その2) 
                                (19ページ pdf 3MB)



  日本造船研究協会の依頼によりSR222“大型肥大船の船尾流場推定法の高度化研究”(1994-1996)の経緯と成果を随想的に纏めたものである。
  第二次オイルショックの後、船腹量の大幅過剰により我国造船業の構造不況が深刻化した1985年頃、船舶設計/建造法の抜本的高効率化を目指して日本造船工業会を中核に造船CIMS構想が提唱され研究が始まった。 そのCAEの一つが数値水槽(N)開発であり数年の準備と研究を経てCFD基礎研究SR222が起ち上げられた。  造船所、旧船研、東大、阪大等産官学の多くの若手研究者が結集した共同研究として豊富な成果を得た。
  日本造船工業のCFD元年であった。



  参考 : 大型肥大船船尾流場推定法の高度化(SR222) 成果報告書
           https://www.jstra.jp/html/PDF/SR222-H0803-2.pdf