「 私のモーツァルト探訪 (第3回) − 「旅するモーツァルト」 の 旅の意義 − 」 |
海事研究家 神戸モーツァルト研究会会員 大阪大学/神戸大学非常勤講師 野澤和男 |
人は誰しも長い人生においていろいろな形の旅をする。 モーツァルトは35年という短い生涯のなかで計17回の大小の旅をしたが、それが彼の人生の3分の1に匹敵する膨大な旅であったことはあまり知られていない。 記録に残る彼の旅は何か淡々として事務的になされ、むしろ最近の言葉で言う、出張(Business trip)を連想させるような旅である。 その時間の流れの中で1000曲に達する膨大な数の名曲を残した。 その途方もない旅は彼にとってどのような意味を持ったのか、さらに彼の作曲活動や作品にどのように影響を与えたのであろうか。 「 私のモーツァルト探訪 (第3回) − 「旅するモーツァルト」 の 旅の意義 − 」 (38ページ, pdf 1.8MB) (2014/03/15に掲載したものを 2014/10/02に改訂した) 目 次 はじめに §1. 旅とは何か §2. 旅人モーツァルトの旅 §3. 「旅するモーツァルト」の旅の意義 §4. おわりに 「私のモーツァルト探訪 (第1回) - モーツァルトの乗った船 - 」 「私のモーツァルト探訪 (第2回) - モーツァルトの家系と家族と息子たち - 」 「私のモーツァルト探訪 (第3回) - 「旅するモーツァルト」 の 旅の意義 - 」 「私のモーツァルト探訪 (第4回) - モーツァルト作品のエクセル分析 - 」 |