法隆寺の南2キロメータあまりに大和川がほぼ東西に流れています。 この法隆寺と大和川との間は、いまでも奈良時代の「条里制」の跡が残る田園地帯です。
水張田、早苗田、青田、秋田を経て刈入れがすむと、稲作を終えた田でわらを焼く田焼きの煙があちこちに立ち上ります。 そして、それらのそばに 季節の変化から取り残された休耕田が、放置されたままになっています。
田園斑鳩の二首です。 宮 本 雅 史
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