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 地球温暖化のせいかこのところ異常な気候が続きました。 とはいえ秋ともなると、 斑鳩の里では変わることなく
コスモスが咲き乱れ実を結び、小春日の快適な日々もありました。

 めずらしく雲のない秋空を見上げていると、魚が水を透して見る海面はこんな感じではないかと思うことがある。 
今年は公孫樹黄葉が散り敷く美しさを知りました。

 夕日が山の端に入ったあと日没までの半時間ほどの間の空は、時々見飽かぬほど鮮やかに美しい変化をする。 写真は十月初旬の五時半頃。 日は
二十分ほど前に山に沈んだ大和川。

 秋の青天と
    日没直後の川面の二首です。


   平成二十五年十二月  宮 本 雅 史