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ギャラリーには 書き溜めた短歌の うち、適当な写真があるものを紹介させて頂いていますが、今回は旅行に因む歌です。 近頃は 旅先の歌碑や句碑に 気づくようになりました。 白浜に家族旅行した折りの一首。 アドベンチャーワールドで、久しぶりにイルカのショーを孫と楽しんだ。 観覧席からイルカのプール越しに見える南紀の海がきれいであった。 真っ白な砂浜の近くに、西行法師の『波寄する白良の浜の烏貝拾ひやすくも思ほゆるかな』の歌碑があった。 しまなみ海道の島々を案内して貰ったときの一首。 写真は平山郁夫の「天かける白い橋」の新来島海峡大橋を今治側から撮したもの。 大島の亀老山から見た海峡は正に絶景。 橋の袂の近くに、高浜虚子の『春潮や和寇の子孫汝と我』の句碑があった。 斑鳩を離れて旅行の歌二首です。 宮 本 雅 史 |
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